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インプラントの再手術は可能?必要となる症状とは


インプラントはとても良い治療ですが、万能ではありません。治療後でもインプラントが脱落したり、破損したりすることもあり、そのような場合には、インプラントの再手術が必要になることがあります。インプラントの再手術とはどのようなものなのでしょうか。また、再手術が必要になる症状や原因は何なのでしょうか。今回はインプラントの再手術について詳しく解説します。


■インプラントの再手術とは


インプラントの再手術とは、一度埋め込んだインプラントを取り外し、新しいインプラントを埋め込む手術のことです。インプラントの再手術は、インプラントが脱落したり、破損したりした場合に行われます。基本的には初回の手術と同じ手順で行われますが、再手術の難易度や費用は、初回の手術よりも高くなることが多いです。再手術の際には、インプラントを埋め込むための骨の量や質が低下していることが多いため、骨を増やすための処置が必要になることもあります。


■再手術が必要になる症状と原因


インプラントの再手術が必要になる症状は以下のようなものです。


・インプラントのぐらつき

・インプラントの脱落

・インプラント周囲に痛みや腫れがある

・インプラントの劣化により上部構造が割れ、外れ


インプラントがこのようになるにはいくつかの原因が考えられます。


◎インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りに細菌が感染して起こる炎症のことです。歯周病と同様に、歯肉や歯槽骨を破壊し、インプラントとの結合を弱めることがあります。日常のブラッシングや歯科医院での定期的なメンテナンスを行うことで予防することができます。


◎歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりのように無意識に歯を強くこすり合わせたり、噛みしめたりすることインプラントに過度な負荷をかけることがあります。その結果、インプラントの上部構造が割れたり、インプラント体が破損したりすることがあります。マウスピースなどの装置やストレスの管理で改善することができます。


◎喫煙

喫煙は、インプラントの寿命を短くすることで知られています。口腔内の血流を悪くし、歯肉や歯槽骨への酸素や栄養の供給を低下させます。そのため、インプラントと歯槽骨との結合が弱くなり、インプラントが脱落することがあります。インプラント治療の前に禁煙をおすすめします


◎メンテナンス不足

インプラントは、自分の歯と同じように毎日のブラッシングやフロスなどのセルフケアが必要です。また、歯科医院で行う定期的なメンテナンスも必要です。メンテナンス不足は、口腔内環境の悪化や細菌の増殖を招き、インプラント周囲炎を引き起こすことがあります。必ず毎日のケアと定期検診を忘れないようにしましょう。


◎術前の処置や検査の問題

インプラント治療の前には、歯周病や虫歯などの治療や、骨の量や質の検査などが必要です。これらの処置や検査が不十分だと、インプラントと骨の結合がうまくいかなかったり、インプラントが埋まらなかったりすることがあります。しっかりと検査を行ってくれる歯科医院を選びましょう。

 

【インプラントはメンテナンスをしながら付き合っていきましょう】


インプラント治療は一度手術をしたらそこで終了というわけではありません。

メンテナンス次第で長持ちする治療です。歯科医院での定期検診を欠かさず、毎日のケアを行ってインプラントで快適な生活を送りましょう。

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